東京ミッドタウン日比谷ステップ広場に設けられたレッドカーペットでは、トップバッターに、クロージング作品の『ゴジラ-1.0』から神木隆之介、浜辺美波、山崎貴監督が登場。

『ゴジラ-1.0』から神木隆之介さん
「このチームでレッドカーペットを歩くことができて、とても光栄です」
「画面いっぱいにゴジラの顔があって迫力満点で、アトラクションのような感覚で楽しめると思います」

今年から、映画祭のアンバサダー から、“ナビゲーター”に変わり、映画監督の安藤桃子さんが務めました。

父であり俳優・監督として活躍する奥田瑛二さんと、ポスタービジュアルの監修を担当したコシノジュンコさんと登壇。
「この期間ぜひ足を運んで、直接体験していただきたい。皆様のなかに変化、感動が生まれると思います」

ガラ・セレクションの『怪物の木こり』で主演を務める亀梨和也さん

共演の菜々緒さん、三池崇史監督、そして“怪物”を連れて登壇。「映画を通じて皆さんに素敵な時間が流れることを祈っております」

Nippon Cinema Nowの『かぞく』からは吉沢亮さんらが登壇

澤寛監督が「俳優の皆様の熱演です。ぜひじっくりご覧いただければと思います」

コンペティションの『正欲』からは稲垣吾郎さん、新垣結衣さん、磯村勇斗さんらが登壇

稲垣さん「出演者それぞが覚悟のいる……覚悟を“必要”とした作品だったんですが、それが報われるかのような素晴らしい作品に仕上げていただきました。ぜひ大きなスクリーン、映画館で見ていただきたい」

終盤には、コンペティション部門で審査員を務めるヴィム・ヴェンダース（審査委員長）、アルベルト・セラ、國實瑞惠、チャン・ティ・ビック・ゴック、チャオ・タオが登壇した。

レッドカーペットイベント後、東京宝塚劇場にて行われたオープニングセレモニーでは、 今年度のコンペティション部門審査委員長であるヴィム・ヴェンダースさんが、監督・脚本を務めたオープニング作品『PERFECT DAYS』より、役所広司さんら出演者と登壇。

「審査員と共に、コンペティション部門15作品をオープンな心と思考で拝見させていただきたいと思います。（審査には）知的な決断を下したいと思います。お約束したいのは、審査員たちと審査結果で揉めるのはクロージングセレモニーのあとにしたいと思います(笑)。」

10日間で上映動員数59,414 人、作品本数169本を上映し、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開幕したアジア最大級の映画の祭典も、11月2日（水）に閉幕を迎え、東京国際フォーラムにてクロージングセレモニーを開催。

各部門における各賞の発表・授与、小池百合子東京都知事も会場に駆け付け、【東京グランプリ／東京都知事賞】を受賞した『ザ・ビースト』へのトロフィー授与を行いました。

第36回東京国際映画祭
023年10月23日（月）～11月1日（水）まで開催。
11月1日まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で10日間開催された。
https://2023.tiff-jp.net/ja/