昨年からメイン会場を日比谷・銀座・有楽町エリアに移転し、 今年の東京国際映画祭の顔とも言えるフェスティバル・アンバサダーの女優の橋本愛さん。
オープニング＆クロージングなどでセレモニーを大いに盛り上げた。

ポスタービジュアルの監修にはコシノジュンコを起用し、 プログラマーの交代による部門改変など、新しいテーマで開幕した。

フェスティバルアンバサダー 橋本愛
「一年ぶりなのですが（去年は屋内だったので）野外での華やかなレッドカーペットは新型コロナウィルス以来なのかなと思うと、今年はなんだか感慨深いですし、特別な一年になるのかなという気がしてとてもうれしかったです。」

レッドカーペットのトップバッターは、大泉洋さんと柴咲コウさん。 『月の満ち欠け』出演のお二人、久しぶりの華やかなレッドカーペットを満喫されていました。

大泉さん「今日はトップバッターということで、大変光栄に思います。今回は海外の方もたくさんいらっしゃっているとのことで、映画祭期間中は存分に映画を楽しんでいただけたらと思います」と挨拶 柴咲コウさんは、黒のドレスの華やかな装いで観客を魅了した。

中でも、ひと際豪華で華やかなロングドレスで登壇したのは、
ガラ・セレクションの『母性』の #戸田恵梨香 さん #永野芽郁 さん オープニング＆クロージングなどでセレモニーを大いに盛り上げた。

戸田さん「このような映画祭に参加させて頂き、本当に光栄です。ありがとうございます」 「昨年は、芽郁ちゃんと（本作とTVドラマ『ハコヅメ〜たたかう！交番女子〜』で）ずっと一緒にいたので、こうして2人でこのような舞台に立てるのが嬉しいです」
永野さん「初めての東京国際映画祭のレッドカーペットで、長い！と驚きましたし、戸田さんとご一緒できるのが嬉しいです！」

コンペ部門『エゴイスト』の鈴木亮平さんと宮沢氷魚さん、

鈴木さん「今日この場に立てて光栄です。3年前の東京国際映画祭で監督から「亮平と一緒にやりたい企画があるんだ」と誘っていただいた。それが、この作品です。こうしてこの映画祭で披露できることは感無量です。皆さん、映画を楽しんでください」と、レッドカーペット沿道のゆっくりと写真撮影などファンサービスにも応じていた。

『窓辺にて』の稲垣吾郎は、中村ゆり、玉城ティナ、今泉力哉監督とともに登壇。

稲垣さん「寒いなか、ありがとうございます。国際色豊かなこの映画祭にお招きいただき、感激しております」

ガラ・セレクションの『あちらにいる鬼』からは、寺島しのぶさん、豊川悦司さん、広末涼子さん、廣木隆一監督。

コンペティション部門の『山女』からは、山田杏奈さんが、森山未來さん、永瀬正敏さん、福永壮志監督。

「Nippon Cinema Now」部門『彼方の閃光』からは、同作で映画初主演を飾った眞栄田郷敦さんをはじめ、池内博之さん、尚玄さん、加藤雅さん也、Awichさん、半野喜弘監督。

最後に、オープニング作品『ラーゲリより愛を込めて』の二宮和也さんが姿を見せると、会場は一際大きな歓声に包まれた。

瀬々敬久監督とともに登壇した二宮さんは、 「『ラーゲリより愛を込めて』をオープニング作品に選んでいただき、本当にありがとうございます。僕も映画人のひとりとして、楽しみにしています。皆さんも映画を通して色々な出合いを楽しんで頂けたらと思います」と観客に挨拶されていました。

10日間で上映動員数59,414 人、作品本数169本を上映し、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開幕したアジア最大級の映画の祭典も、11月2日（水）に閉幕を迎え、東京国際フォーラムにてクロージングセレモニーを開催。

各部門における各賞の発表・授与、小池百合子東京都知事も会場に駆け付け、【東京グランプリ／東京都知事賞】を受賞した『ザ・ビースト』へのトロフィー授与を行いました。

第35回東京国際映画祭
2022年10月24日（月）～ 11月2日（水）まで開催。
11月2日まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で10日間開催された。
https://2022.tiff-jp.net/ja/